Interview
この会社で出会った縁と笑顔を大切にし、将来は独立したいと思っています。
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Q1.入社のきっかけを教えてください。
この会社で働いていた先輩の紹介です。
別の飲食店で一緒に働いていた先輩が先に辞められて、その後自分も辞めて、これからどうしようかなと思っていた時に、この会社で働いていた先輩に声をかけてもらいました。
料理専門学校を卒業して、19歳くらいの時に一度ホテルに就職しましたが、その後からはずっと居酒屋で働いていて、居酒屋歴は長いです。ホテルでは、和食ではなく洋食をつくっていましたので、和食についてはここに入社してから学びました。
最終的には自分がお店をしたいという目標があったので、その為には知識が必要だし、勉強をしないと出せないという考えがありました。
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Q2.今は主にどんなお仕事をされていますか?
熊本の店舗に正社員として入社後、セカンドチーフを経験し、チーフへ昇格、その後社内で行われる店長講習会を受け、8年前に福岡大名店がオープンしたタイミングでそこの店長として就任しました。
熊本での勤務の時はホールには出らず、裏の厨房での業務をし、福岡に来て3年目くらいからはホールにも出るようになりました。
元々はキッチンの方で入ったんですけど、現在は厨房からホールまで、料理の仕込みから運ぶ仕事までを全般的にさせてもらっている感じですね。営業は18時~朝5時です。
15時過ぎにはお店に入り、片付けなどを入れても、長くて終わりが朝6時ぐらいです。
お客様の入りにもよるので、休憩に関しては、時間が取れた時に1時間ずつくらいで回す感じですね。休憩のタイミングに関しては、特に何時から休憩に入るとは決めていなくて、大体ピーク体が19・20時~22・23時くらいなので、その時の状況を見て、ピークを過ぎた24時過ぎぐらいに休憩に入ります。
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Q3.仕事に対してのやりがい、好きなところ、楽しいところはどんなところですか?
元々食べること・つくることが好きなので、自分が作った料理でお客様が喜んでくれることが、シンプルに一番嬉しいです。そこにやりがいを感じますね。
お客様とお話して、盛り上がったりするとやっぱり楽しいなって思います。
それでまた来ていただけたりすると嬉しいですよね。
人と接することが本当に楽しいです。料理を作るのも楽しいし。
あと、やっぱり食べるのも楽しいですね(笑)新しいメニュー開発の時は、こうしたらどうなるかなとか試してみることもあります。社長もTVとかでみて、すぐマネします(笑)
新しいメニューを決める時は、ある程度社長が考えてくれて、社長は職人さんだから、家で試しに作るんですよ。
それで、みんなに食べてもらって美味しかったらこれで行こうか!みたいな感じです。
あとは僕らも考えて提案したりもしますね。
今は料理統括が担当していますが、定期的に行われている店長会議で、新人の社員が出した提案を伝え、協議することもできると思います。 -
Q4.ご自身から見た職場の雰囲気を教えてください。
みんな仲が良く若い子が多いので、同じ世代で協力し合い、チームワークがすごく強いかなと感じます。
この会社の前は先輩スタッフや料理長が年配の方で、自分と同世代のスタッフがなかなかいなくて、歳が離れていることもあってか、悩みを相談できるようなはけ口がなかったんですけど、この会社は若い人が多く、いろんなことを話せるので、そういったところはすごく良かったかなあと思います。
年齢で言うと、20代前半のスタッフが多いですね。結構若い子が多いです。
大体1店舗に社員さんが3、4名いて、他はアルバイトさんになります。
スタッフみんな合わせると全部で10名前後ですね。その中の90%近くを男性が占めています。
正直なところ、ホールには若い女性が欲しいなあと思っていますね(笑)。
やっぱりお客さんの反応がいいんですよ。でも、僕たち、マダムには受けがいいんです!
特に、うちにはマダムに好かれる感じのイケメンがいますのでね(笑)
なので、現状としてマダムキラーはいるけど、男性キラーがいないので、出来れば若い女性が欲しいかなと思います。 -
Q5.今までに辞めようと思ったことはありますか?
何度かありますよ。
料理の勉強について、ある程度覚えてしまった的な感じになってしまった時に考えたことがあります。料理の内容は春夏秋冬ワンクールで食材とか仕込みとか季節ごとで全然変わってくるんですけど、だいたい3年くらい経過すると同じ食材を扱うことも増えるので、そろそろ違う所に行こうかなぁとか、辞めようかなぁとかいろいろ考えたりはしました。
社長が有名な料亭の出の方なので、最初の一年間ぐらいは社長とマスターみたいな感じで料理を一緒に作って、自分にとってはすごく勉強になってたんですけど、店舗が増えて社長がどうしても社長業の方に専念しないといけないとなった時に、社長から教えていただくことが無くなってしまったんですよね。その時にも辞めようかなと考えました。
それで、約2年間ぐらい迷っている期間が続いて、もうそろそろ本気で考えないといけないかなという時に、福岡出店の話しがありました。
当時は熊本の弐ノ屋にいたんですけど、福岡にお店を作る上で動けるのが自分くらいしかいなかったので、新天地でもう一回ゼロから頑張っていこうかなという気持ちで、そこから切り替えて気持ちも変わりました。
ずっとマンネリ化していたので、自分のスキルアップを考えて、このままでいいのかな、と迷ってたりとか、他のお店に行って違うスキルを身につけて、もっと自分のものにしようかなという感じだったんですけど、社長から「福岡行くんだったら責任問われるけんお前しか任せれんけん」という話しをいただいて。
ああ、こんなにも信用されているんだなと、そこで気づいてもう一回頑張っていこうかな、頑張ろうかなという気持ちになりました。 -
Q6.モチベーションを保てる何かありますか?
僕、結構顔が怖くて、さらに目つきも悪いんで(笑)、どうしてもモチベーションが下がってしまうと、メッチャ怖い顔になるので、心掛けているのは、以前女将さんにも言われたんですけど、口角をとにかく上げて笑顔で仕事!!
この笑顔、実はメッチャ練習しました(笑)
特に、厨房だったから、裏にいるし、接客しないし、特に顔つくらなくていいから、ホールに出ないといけないとなった時に、その状顔の状態でホールに出てしまうと、やっぱりお客様もえーこの人大丈夫かなとなってしまいますよね。だから、常に口角を上げるように、笑顔のロープレもやってました。
結構意識してするようにしましたよ。
後、家族にも協力してもらって、24時間体制で家でも、職場でも笑顔の練習をしました。
笑顔ってうつるじゃないですか。なので、意識して笑うようにしてます。 -
Q7.働く上で重要視することはなんですか?
給与に関しては、僕はある程度の生活平均分の給与をいただければいいと思っていて、働く上で一番大切なのは人間関係だと思っています。なので、そこがぐちゃぐちゃになっていたら、いくら売上が上がっていても、笑顔をつくっていても、きっといつか崩れていくと思うので、スタッフ一人一人の人間関係がしっかりできていたら、きついことでも辛いことでもみんなで団結して頑張れると思います。
僕は以前ラグビーをやっていて、協力というか、チームワークを何をするにも一番大切だと思っていて、それがやっぱり売り上げの目標を上げていくに向かって、みんなで団結して頑張っていく、そこを踏まえて社会に出ても働く上でそこを大切にしていきたいと思っています。
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Q8.今後の目標は?
いずれは熊本に戻って自分のお店を出したいので、大名店の後継者を作って、社長にもしっかり恩返しをして、みんなにも感謝の気持ちを伝えて、それからというのが一番ベストです。それまでは出来る限りのお手伝いをしたいと思っています。
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Q9.社長・同僚・部下の自慢をしてください。
うちの社長は人一倍努力家で、とても腰が低くて、社員はもちろん、どんな方にも低姿勢に接する方なんです。そんな社長の姿を見ているので、本当に見習いたい、すごいなと思います。僕もそんな社長のようになっていきたいですね。
同僚・部下に関しては、僕が料理以外の苦手なところを、例えば数字の管理などをスタッフの皆がフォローしてくれます。本当に優しくて、家族みたいですね。アットホームな感じです。そこが自慢ですね。
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Q10.どんな人が入社されたら嬉しいですか?入社希望の方にメッセージをお願いします。
華やかさが欲しいので、若い女の子にできれば入社して欲しいです!
10年前の僕と、今の僕とでは、全く違っていいて、いくらでも自分次第で変われるよ、成長できるよと伝えたいですね。実は、僕、昔はすごく内気で、全然喋れなかったんですよね。人の目とかも見れないし、手は震えるしで。でも、料理に関しても、接客に関しても、苦手なことも得意とすることができるくらい、自分次第で成長できます!